イエス様は、「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」（マルコ 1:15）と語り活動を始められました。悔い改めをお命じになりました。
前回は、具体的な罪に対する悔い改めについて書きました。今回は、私たち自身の心が罪に傾いていることに関連する悔い改めです。私たちは罪深い存在ですが、罪深いと言って、そこにとどまっていることは好ましくありません。神さまのみ心は私たちが聖なる者となることにあります。
エフェソ 1:4
天地創造の前に、神はわたしたちを愛して、御自分の前で聖なる者、汚れのない者にしようと、キリストにおいてお選びになりました。
テサロニケ一4:3
実に、神の御心は、あなたがたが聖なる者となることです。
私たちは自分の力で自分の心を汚れのないもの、聖なるものにすることはできません。神さまの恵みが私たちを聖なる者とします。ですから祈ることが必要になります。
詩編51:12
神よ、わたしの内に清い心を創造し／新しく確かな霊を授けてください。
「清い心」とは、どのような心なのでしょうか。それは神さまのみ心を大切にし、み心に従って生きる心だと私は考えます。それゆえ聖書を読み、思いめぐらし、み言葉に従う歩みをすることが大切だと考えます。これには聖霊の導き・助けを祈り求めることが必要になります。信仰者の歩みは聖霊と共なる歩みです。
祈りつつ聖書を読み、聖書の教えに従って歩むことが大切です。この「従って歩む」ことは、私たち自身がしなければなりません。
