クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

あらためて思う神の導き

 2017年3月31日に金沢元町教会を辞任し、牧師の働きを引退して奈良に住み始めて5年が経ちました。当時、妻と妻の母との3人暮らしでした。妻の母は老人施設で生活をしていました。引退したら住まいを定めなければなりません。

 母の最後を母の故郷(長野県)でと考えました。妻の故郷でもあり、私も長野県が好きなので、長野県に住むのはいいなと思いました。2016年夏に母の故郷の近くの施設を見て回りました。残念ながらこれはと思う施設がなかったので、母については入居している施設に継続してお世話になることとし、私たちは金沢に近い小松市に住むことを考えました。

 小松には長女家族が住んでいたので、年が明けてから小松市に住まいを探すことにしました。すると奈良にいる次女から連絡がありました。なんと双子を授かったというのです。次女にはすでに2人の子が与えられています。双子を育てるのは大変だと思いました。育児の協力が求められました。

 小松に住まいを定め、妻が出産の手伝いにとりあえず奈良に行けばよいか、と思案をしていましたが、妻の母が年末に亡くなりました。100歳です。それで奈良に住むことがすんなり決まりました。神さまの導きと感謝しました。

 もしかして母は自分が亡くなれば、娘夫婦は奈良に住み、双子の出産、育児の手伝いができるのではないか、と心の中で考え、自分はもう死んでもよいと考えたのではないか、と想像します。

 そして5年経ちました。双子の女の子たちは順調に育っていて感謝です。そして今一番神さまの導きと思うことは、このブログです。よく書き続けることができていると思います。時に何を書いたらいいのかと思うこともありますが、書き続けることができているのは神さまの導きだと信じています。

 また私より年配の牧師先生たちが何人も現役で働いているのを知っています。神さまの召しは人それぞれです。私は牧師の働きから離れ、新たな思いで福音とは何かを追求しています。またブログを書き、自然に触れる生活をし、また料理を覚え、生活を楽しんでいます。俗に言う隠居生活ですが、このような人生を用意してくださったのは、神さまではないかと感謝するこの頃です。

 老いたためだと思いますが、明日のことや将来のことはあまり考えず、今日一日を無事に生活できればよしとする日々です。

タイサンボク 大きな花です。馬見丘陵公園