今年の2月24日にロシアのウクライナ軍事侵攻が始まりました。そして5ヶ月が過ぎました。事態は見通しがつきません。他国の主権を侵害し、街を破壊し、人命を奪うなど想像できない蛮行をロシア軍が行っています。
世界中で祈りが始まりました。どちらに立つか、立場によって祈りは異なると思います。私自身はロシアの行動を非難し、軍事侵攻が一刻も早く終わり、ウクライナに平和が戻るように祈り続けてきました。
日々聖書も読んでいます。ロマ書の1章に神は、人間が罪を犯すに任せられ、と書かれていて、考えさせられました。神は罪が行われたらすぐに天罰を下すことはせず、罪を犯す者たちが悔い改めるのを待つ方です。ロシアによるウクライナ軍事侵攻はしばらく続くと思わされます。それでも平和を願い、一刻も早い停戦を望みます。
時に、多くの祈りがささげられているのに神さまは何をしておられるのか、との思いが湧いてきます。神さまは人間の思いに従って行動される方ではありません。神さまには神さまの思いがあって、この世界を支配し、また導かれます。
多くのクリスチャンが知っている聖句を紹介します。
コヘレトの言葉（伝道の書） 3:1
何事にも時があり／天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
あらためて、「時がある」ことを教えられます。ウクライナに平和が戻る日が来ます。いつかは分かりません。神は御心にしたがってその時を与えてくださると信じます。それまで忍耐強くウクライナのために祈っていこうと思います。
＜祈り＞
天の父なる神さま
ロシアのウクライナ軍事侵攻が失敗に終わりますように
ウクライナに平和が戻りますように
ウクライナの破壊された町の再建を導いてください。
家が破壊され住む場所を失った人たちに
家族の命が奪われ悲しみの中にある人たちに
慰めと生きる希望を与えてください。
またさまざまな困難の中にある人たちの祈りにこたえてください。
あなたに信頼し、忍耐強く祈り続けます。
私たちの祈りにこたえてください。
イエス・キリストの御名により祈ります。
