洗礼は私たちをキリストに結びつけるものであると昨日のブログに書きました。私たちがキリストと結びつけられるとどうなるのかが、4節に書かれています。
ローマ 6:4
わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです。
私たちはキリストの死にあずかる洗礼を受けました。そしてキリストと共に葬られたとあります。葬られたことは、死んだことは確かだということです。そしてキリストが復活されたように、私たちは新しい命に生きる者となりました。
洗礼を受けた私たちキリスト者は、キリストと共に死に、キリストが復活されたように私たちは新しい命に生きる者とされました。キリストの死と復活は私たちの出来事となります。それは私たちがキリストと結ばれているからです。
私たちキリスト者は、「死んだ」ことに注目したいと思います。そして新しい命に生きています。私たちの身に神の出来事が起きたのです。私たちは死に、そして新しい命に生きるようになったのです。これが洗礼です。
洗礼を受けた人たちで、自分が死にそして新しい命に生きているという意識、自覚がある人は多くはないと考えます。調査をしていないので正確なことは分かりませんが。それは洗礼がキリストに結ばれることであると教えられていないからと推測します。
私たちは洗礼を通して、聖霊の働きにより、新しく生まれてキリスト者として生きる、私はこういう洗礼理解でした。今、洗礼理解が深まりました。
クリスチャンが礼拝を大切にし、聖書を読み祈る生活しているなら、それは新しい命に生きているしるしです。礼拝も聖書も祈りも関係なく生きていた以前の自分は死んでもういません。私たちは洗礼を受け、以前の自分とは違うキリスト者として新しい命に生きています。この変化は、私たちのうちに神が働いてくださった結果です。このことを大切に受けとめたいと私は考えています。
自分がキリストと共に死んで、新しい命に生きる、そこにキリスト者としての信仰の出発点があると考えています。
