天の父なる神さま、
今日も祈る時を与えられ感謝します。
ロシアとウクライナの戦争がなかなか終結に向かいません。
どちらかの勝利で終結するにはまだまだ時間がかかります。
またパレスチナのガザでは、イスラエルの軍の攻撃が激しく、
犠牲者が沢山出ており、生活環境が悪化し、病院の機能も低下し、ひどい状態が生まれています。
しかも国連における諸国家の一致した方針も生まれず、
にっちもさっちもいかない状況です。
イスラエルは攻撃を激しくしており、
ガザのパレスチナの人たちはますます困難な状況に追い込まれていきます。
イスラエルもハマスも共存の道を求めず、
武力をもって自分たちの主張を通そうとしています。
これでは終わりが見えません。
共存の道を求めるしか解決はありません。
天の父なる神さま、
双方の指導者たちの耳にあなたがささやいてください。
イスラエルの指導者たちに次のようにささやいてください。
「わたしはかつて神の民イスラエルに、
『目には目を、歯に歯を』と教えた。
しかし、今のイスラエルは『目には目を、歯に歯を』ではなく、倍返し以上の、憂さを晴らすような攻撃をしている。
あなたはわたしの教えを破っている。
わたしの教えを守りなさい。
わたしは十戒では「殺してはいけない」と教えた。
人の命を奪ってよい大義などはない。
あなたはわたしの教えを破っている。
考え直しなさい。
平和を求めるように力を尽くしなさい」。
天の父なる神、
イスラエルの指導者たちの耳にささやいてください。
また天の父なる神、
ハマスの指導者たちにもささやいてください。
「武力では、平和を勝ち取ることはできない。
ガザの市民たちがひどい状態に追い込まれている。
ガザの状況をよくしようとしても
あなたたちのしていることは、
結果的にガザの市民を苦境に追い込んでいる。
誰のために、何のために戦っているのか。
平和的な共存の道を求めなさい。
破滅の道を辿ってはならない。
平和的な共存の道を求めなさい」。
天の父なる神、
ハマスの指導者たちにもささやいてください。
天の父なる神、
世界の大国の政治的指導者たちが、
国連の会議において、自国の利益の観点に立って、
決議をするのではなく、
人類が共に平和に生きていくことを目指して、
決議できるように導いてください。
天の父なる神、
絶望の淵に追い込まれている人たちに確かな望みを与え
希望の実現へと導いてください。
平和を求める世界中の人たちの声に耳を傾け、
平和を導いてください。
自国のことを優先し、隣国のことを考えない罪を
赦してください。
自分を愛するように隣人を愛しなさいとの教えが、
すべての人の心に刻まれるように導いてください。
平和の主、イエス・キリストの御名により祈ります。