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隠退牧師 holala によるブログ

ヨハネ3章16節を思いめぐらす(7)永遠の命を持つ人の生き方

 永遠の命とは、キリスト者を神に結びつけ、神に結びつけられた者としてのキリスト者を生かす命と言うことができると思います。言い換えると、永遠の命をいただいた信仰者は、神との関わり、神との交わりに生きることになります。神との交わりに生きることこそ、真に生きることと言うことができます。イエスは自らを「わたしは良い羊飼いである」(ヨハネ10:14)と語りました。

ヨハネ 10:27~28
わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしに従う。わたしは彼らに永遠の命を与える。

 イエスは良い羊飼いであり、キリスト者はその羊飼いに養われる羊です。羊飼いと羊という結びつきが示されています。あるいはイエスは次のように語っています。

ヨハネ 15:5
わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。

 ここでもキリスト者はイエスにつながっており、実を結ぶ者とされています。キリスト者はイエスにつながって生きる者であることが示されています。
 さらにヨハネの手紙に次のように書かれています。

ヨハネ一 2:23~25
御子を公に言い表す者は、御父にも結ばれています。初めから聞いていたことを、心にとどめなさい。初めから聞いていたことが、あなたがたの内にいつもあるならば、あなたがたも御子の内に、また御父の内にいつもいるでしょう。これこそ、御子がわたしたちに約束された約束、永遠の命です。

 初めから聞いていたこととは、宣べ伝えられた福音を指していると思います。御子を信じる者は御父にも結ばれるとあります。私たちは神に「父よ」と呼びかけ祈ります。また礼拝で父なる神に向かって賛美し、祈り、神の言葉を聴きます。そのみ心に従おうと歩みます。私たちは父なる神に結ばれています。

 福音を信じるなら、キリスト者は御子の内に、また父の内にいつもいるとあり、これこそが永遠の命と言われています。神に結ばれて生きる、それが永遠の命をいただいた人の歩みと教えられます。主イエスの声を聞き分けて、あるいは神のみ言葉を聞いて生きるのがキリスト者の歩みと教えられます。

ヒヨドリバナ 近くの里山で