火曜日、東京に行きました。それは妹の見舞いに行くためでした。コロナ禍、見舞いに行くことができなかったのですが、ようやく見舞いが可能となったのです。私には妹が二人います。入院しているのは上の妹で、下の妹と二人で見舞いに行きました。面会は二人までと制限がありましたので、入院している妹のご主人は一緒に行くことができませんでした。入院している妹は、認知機能に問題があり、通常の会話はできませんでしたが私や妹のことが分かっている表情を示してくれてうれしく思いました。
私が兄妹三人とも70歳まで生きることができてよかったねと言った時、涙ぐんだような表情を見せてくれ、感謝しました。この日は下の妹の家に宿泊し、久しぶりに積もる話をしました。
翌日は、神田神保町界隈を歩きました。この神保町は、私が生まれた場所でもあり、また大学を卒業して10年間サラリーマンをして会社があった場所で私にはふるさとに思える場所です。懐かしさを感じながら、しかし変化を見せている町を歩きました。古本屋街も少しずつ変化を見せています。閉店した書店跡に食を提供する店が何軒かありました。
この日は入院している妹の家に泊まりました。翌日、妹のご主人と私の両親の墓参りに行きました。あらためて両親のおかげで私たち3人の兄妹がおり、私もこの世に生を受けて、長い人生を生きてくることができたことを思い、両親に感謝の思いをささげました。
私の母は、私が牧師になった時、60歳で亡くなりました。キリスト教で葬儀を行い、それがきっかけで父は教会に行くようになり、洗礼を受けました。下の妹も洗礼を受けてくれ、神さまの祝福をいただいていることを感謝しています。