天の父なる神さま、
テレビで放映されているのを見て、
ガザの悲惨な状況を知ります。
イスラエルの政治・軍事指導者たちは、
ガザの人たちを死んでもかまわない存在と
考えているかの如く、攻撃をしています。
イスラエルの首相はハマスのテロに逆上し、
復讐心に心奪われたかのように
あるいはハマスのテロを防ぐことができなかった
首相としての自分の地位を守るために
逆上しているように見えます。
イスラエルの攻撃は、防衛の域をはるかに超えています。
ハマスを殲滅するためには、
ガザの市民の犠牲は厭わないと考え
人命を何とも思わない心を見るかの如くです。
ガザの人たちは追い詰められた末の死を待っているかのようです。
この悲惨な、地獄とも思える現実を神さま、
見てください。
生まれたばかりの赤ちゃん、乳幼児が死んでいきます。
子供たちが犠牲になっています。
子供たちが恐怖に見舞われる、
こんなことあってはならないことです。
神さま、とめてください。
あなたにできないことはありません。
19世紀にシオニズム運動が起きました。
世界に散らされていたユダヤ人は、
迫害から逃れ、安全に生活できる地を求めて、
祖国をパレスチナの地に建国しました。
そこに住んでいたアラブ人を追い出して。
その時から、土地をめぐっての
イスラエル人とアラブ人たちの戦いは継続しています。
力では解決しないことを歴史は証明しています。
共に生きる道を探るしか平和は来ません。
そのことは分かっていても、人間は身勝手な存在です。
力をもって自分の主張を通そうとしています。
その結果、平和を築くことができないでいます。
人類の歴史の中で、悲劇は繰り返されてきました。
ナチスによりイスラエルの人たちジェノサイドを経験しました。
民族殲滅というべき大虐殺が起きました。
それなのに今度はイスラエルが、
ガザの人たちは死んでも構わないかの如くに考え攻撃しています。
神さま、これ以上犠牲者が出ないように何とかしてください。
親しい人の命を失い、悲しんで
泣いている人たちの涙をご覧下さい。
罪の悔い改めを説く教会の働きをいよいよ
盛んにしてください。
隔ての中垣を取り除く平和の主であるキリストを
世界中の教会が力強く宣べ伝えるように導いてください。
イエス・キリストの御名により祈ります。