クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

讃美と祈り

 最近よく賛美するのが、讃美歌224番です。1番の歌詞は次の通りです。

勝利の主イエスの名と
栄光の神の国
四方(よも)の民に宣べ伝え
ひろめよとの声きこゆ。

 この賛美を歌う理由があります。それは戦争がなかなか終わらない現実があるからです。戦争は人の命を奪います。最近は戦争は戦場で行われるだけでなく、人々が生活している場に攻撃がなされ、日常生活を送っている人の命が奪われています。戦争を行う指導者は、戦争を行う理由を語り、人命が奪われるのは仕方のないことと語り、人命を軽視しています。

 福音があまねく宣べ伝えられ、世界中にキリスト者が増え、神を愛し、自分を愛するように隣人を愛する人が増え、平和を求める社会になって欲しいとの思いから、この讃美歌を歌っています。

 ウクライナでの戦争、イスラエルのガザ侵攻を覚え、多くの人が平和の到来を祈っていますが、まだ戦争は終わりそうにありません。私はキリスト者であり、神がこの世界を支配、統治していると信じます。現在の状況を見ると、神は本当にこの世界を統べ治めているのかと疑問に思うこともあります。
 でもこのような現実を生み出したのは人間であり、このような事態に対して、あなたはどうするのかと神が私に問いかけているように思えます。以下のことを祈りの課題とします。

  • 一日も早く平和が到来するように
  • 戦争で平和を得ることはできないことを誰もが知ること
  • 社会や国家が、何よりも平和を優先して追求するように
  • そのために今一度平和の福音が世界中に宣べ伝えられるように
  • 神が大いなるみ手により戦争の終結と平和をもたらしてくださるように