クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

 私は引退してから料理をするようにしています。色々なレシピを見て思うことは、材料の分量があいまいであることです。たとえば、キャベツ1/4個、玉ねぎ1/2個、人参1/2本、などとあります。そして調味料については、大さじ幾つとか、こちらは明確です。買ってきたキャベツ1/4個といっても、キャベツのサイズによって重さは異なります。料理の再現性を考えれば、1/4個ではなく、何グラムと表記すべきだと考えています。


 先日、酢キャベツというものをつくることになりました。妻が作ります。キャベツを切ってビンに入れようとしたのですが、入りきらないので、二つのビンに分けることにしました。切ったキャベツの量を量ると400グラムだったので、200グラムずつビンに入れました。そして酢を半カップそれぞれに入れました。これでわが家で酢キャベツを作るときの目安ができました。1/4個は400グラムです。あと実際に作って食べて味わい、適切な目安量を定めれば良いわけです。


 そして次の日の夕食の時、その酢キャベツともやしを混ぜたものをサラダとして食べたわけですが、妻が言うのです。「ビンには200グラムずつ入れたけど、あのあとキャベツを見たら、1/4個より小さかったので、少し足したの。正確にキャベツ1/4個の量になるように」。僕はにやりとし、その僕の顔を見ると妻は自分のしたことのおかしさに気づき、ゲラゲラ笑い続けました。


 僕は味の再現性のためにキャベツの量を重さで正確に計ったのに、妻は1/4個の正確性にこだわったのです。何の意味も無い正確性です。