横浜にいる息子の長女が春休み、奈良に住む次女のもとに来ました。次女の子供たちとはいとこ同士で親しくなっています。昨日は、孫たちが私の住むアパートにやってきました。数時間過ごすことになっていたので、何をしたらいいのか、考えました。妻の発案で、妻が孫たちに聖書の話をすることにしました。妻は最近ヨハネ黙示録を読んでいて、面白いねって言っています。神さまの人間に対する切なる思いも同時に強く感じたようです。面白さを伝えたいとの思いに導かれたようです。
昼食後は、子供たちに映画を見せることにしました。私はアマゾンプライムの会員になっているので、色々な映画、アニメなどをただで見ることができます。パソコンをインターネットにつなぎ、パソコンの画面をテレビに映し出し、インターネットを通して好きな映画を見ることができます。便利な時代になったものです。聖書の話と映画を見る、それが私たちの準備したことです。
子供たちが来ると早速、妻は聖書の話をすると宣言しました。予想もしなかったことなので、子供たちはちょっと抵抗しましたが、妻の思いが通じたようでした。「何分の話しなん?」「45分くらい」「えっ!?」。でも始まりました。私も子供たちと一緒に話を聞きました。
妻は面白さを伝えたいとの思いからか、熱演です。特に原稿やメモは準備しておらず、聖書をめくりながら頭の中にあるものを吐き出すように話しているようでした。そんな妻の姿を見ていて、ああ、本当に伝えたいんだなって気持ちが伝わってきました。熱演している妻の姿を好ましく感じました。人が一生懸命に物事に取り組んでいる姿は美しいです。
案外子供たちもしっかり聞いてくれていました。封印がとかれて馬が出てきたとか、ラッパが鳴って災いが発生したとか、そんな話しを子供たちはどう思っているのかわかりませんが、思い出になるのではないかと思いました。おばあちゃんから聖書の話を聞くなんで初めてのことですから。将来子供たちは言うかも知れません「おばあちゃん、聖書の話、熱を込めて話してくれたね。内容はよく分からなかったけど」。
最近二人の方からお便りをいただきました。一人の方はご主人の思い出を語っておられました。ご主人は4年ほど前に洗礼を受けられましたが。昨年の秋、天に召されました。子供の頃教会に行っていたとのことは以前に聞いていました。もう一人の方は、母親が突然洗礼を受けたいと言い出して洗礼を受けたとのこと。少女の頃、誘われて教会に通ったそうです。大人になり洗礼を受ける気持ちはあったそうですが、結婚したため、洗礼は受けませんでしたが、歳をとり、洗礼を受けたいとの思いに導かれて洗礼を受けられたとのこと。子供の頃に教会に行くことは大切なことであることを思わされました。
おばあちゃんから聖書の話を聞いていた孫たちも教会学校に通っているので、信仰に導かれると期待し祈っています。