クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

万事を益とする神と信じる

 入院した日、病室で看護師の方から色々説明を聞きました。手術の結果うつ伏せのままで療養する可能性があるので、と特別なうつ伏せ用の枕みたいなものが差し出され、うつ伏せになる練習をしました。

 最初の手術中、執刀医師が「これならガスを入れなくてすむな」と言ったので、ガスを入れなければうつ伏せにならなくてすむと安心しました。二度目の手術の説明の時、場合によってはうつ伏せになるかもしれませんと言われ、心は重くなりましたが、くよくよする時間はありません。手術の時間が迫っていたので、まな板にのった鯉になりました。そして手術中「これならガスを入れなくてすむな」との言葉をまた聞き、ホッとしました。

 手術は局所麻酔で行われましたので意識はあり、手術室に飛び交う言葉はみな聞こえます。そして右眼は、青だの赤だの黄色だのいろんな光が輝くのを見続けました。目を閉じることは当然できません。そんな光を見続け、ときに医師の手が眼を押さえ痛みが生じたりして、緊張しっぱなしの手術でした。幸い無事に終わりました。「これなら週末に退院かな」と医師が手術後話してくれてホッとしました。

 翌26日(木)朝4時半に目が覚めました。夜は9時半に消灯になるので朝は早く目覚めます。外は真っ暗です。右眼を開くのが怖いです。「待っているのは天国か地獄か。・・・こんなふうに思うのは肉の思いだ。神さまは僕の目の異常に気づかせてくださった。治療へと導かれた。手術へと導かれた。手術を二度も行った。二度目の手術で出血箇所を見つけ処置をした。よい結果になると信頼しよう」とその時の気持ちをスマホにメモしてあります。

ローマ8:28
神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。

 神さまは万事を益としてくださいます。益となる結果が出る前に忍耐の道を通ることのあることを学びました。試練を通して聖書の言葉の意味を教えられます。

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散歩道で