聖書を読んで神さまがいかなる方かを知ります。神さまはいろいろな表情をなさる方です。神に似せて造られた私たちがその時々の気持ちに応じて様々な表情を見せるように、神さまは様々な表情を私たちに見せます。
私たちは神さまがいつも共にいてくださると信じます。その神さまの表情はいつも私たちを愛してにこやかな表情をなさるとは限りません。私たちのあり様、行動によって、神さまは異なる表情をなさると思います。私たちが罪を犯せば、神さまは悲しまれるかもしれませんし、怒りの表情をされるかも知れないし、懲らしめを与える表情をなさるかもしれません。私たちが試練に遭えば、こっちに逃れの道があるよと何気なく教えようとしているかもしれません。私たちが心を神さまに向けなければ神さまの表情を知ることはありません。
神さまがいかなる方かを教えられることは私たちに向けられた神さまの表情を考える手がかりになります。それは自分自身を顧みることにもつながります。
また聖書から神さまが私たちに望む生き方を知ることは、自分に対する神さまの御心を知ることになります。神さまはどんな表情で私に従いなさいとおっしゃっているのかを知ることにつながります。
私はこんな風に思いめぐらしながら聖書を読んでいます。楽しいです。
詩編23:3~4
主は御名にふさわしく/わたしを正しい道に導かれる。
死の陰の谷を行くときも/わたしは災いを恐れない。
あなたがわたしと共にいてくださる。
あなたの鞭、あなたの杖/それがわたしを力づける。