先日、野菊の写真を撮りパソコンの画面で見ていました。画面に映し出された野菊を見て、妻が「野菊」(文部省唱歌)を歌い出しました。子どもの時によく歌ったそうです。妻は田舎に生まれ、秋には野菊が咲いているのをよく目にしたし、好きな花だとのことでした。私は都会生まれ、都会育ちだったので、野菊を目にすることも、唱歌を歌うこともありませんでした。この年になって野の花の写真を撮るようになって出会いました。
近隣を散歩しながら出会うのは、ヨメナとノコンギクです。両方とも野菊と呼ばれます。見た目では区別できないので、識別方法を調べ、花を見る度、どっちか確かめながら写真を撮っています。
「野菊」の歌を youtube で聞いてみるといい感じです。私は3番の歌詞に惹かれました。
しもがおりても まけないで
野原や山にむれて咲き
秋のなごりを おしむ花
あかるい野菊 うすむらさきよ
逆境にも負けずに、仲間と一緒に明るく咲いている姿は美しいです。伝道がむずかしい状況の中で、仲間と一緒に礼拝を献げ、信仰に歩み、証しをしていく教会の姿に重ねてしまいます。