朝七時半に起床。朝食、デボーション、祈祷会。カルヴァンのキリスト教綱要の新版が出たので、フランス王への献呈の辞の部分を読む。午後は本屋へ。
午前中の祈祷会は、小牧者コンベンションに行った四人の信徒に感想を語ってもらい、話し合った。有意義で熱の入った話し合いだった。夜の祈祷会は、雪が激しく降り始めたので、早々に祈り、早く終わった。
を読み終える。天理教、大本教、創価学会、真如苑、生長の家、立正佼成会などが取り上げられている。教祖、その発生と発展などが書かれているが、教えの内容はほとんど書かれていない。日本の新宗教は、神道系、仏教系、両者の混淆であり、教祖が神懸かりを経験して、発生するという特徴もある。この神懸かりというのはどういうことなのか、一種の神秘的経験なのだろうが、どう判断したらよいのか、それが疑問として残る。
新宗教は総じて、キリスト教のように真理を宣べ伝える宗教とは違って御利益を追求していることを思う。人間が教えの体系を結局は作っているに過ぎない、という印象だ。
本屋で
『ほくりく20世紀列伝』(上巻、北国新聞社)
を見た。北陸出身社で各方面で活動した人を短く紹介している。その中で伝道者として長尾巻が紹介されている。彼は金沢元町教会の初代牧師である。写真も掲載されていて、前任牧師と教会員3名の顔があった。本人が気づかないところで、本に写真が載っている。