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NHK　Eテレに「ハートネットTV」という番組があります。先日見た番組では、聴覚と視覚を失った妻と健常者の夫の夫婦の歩みが描かれていました。二人のコミュニケーションは手話。互いの手を重ねてお互いの意思を伝えていきます。その妻が夫のために料理をし、弁当を作ります。驚きです。互いに労り合って生きています。

人間が互いに相手を思いやり、共に生きていく、そんな姿を見ていると涙が出てきます。一人一人の人がそんな幸せを手に入れることができるために、福音を説くことが役に立つなら、僕はうれしく思います。いや、福音こそがそのような歩みへ人を導くと信じます。僕には社会を変えようという大それた考えはありません。人々が身近な人たちと愛し合って幸せになるなら、僕は満足です。

ただ個人がそのような幸せを求めるのを邪魔するような政治を来たらせてはならないと考えます。そして今、危機感を強く感じます。他者に対しては法の支配を説きながら、自分は勝手に法を無視するようなご都合主義の政治指導者は危険な存在です。衆議院が解散し選挙です。安倍政権がどんな政権なのかを考える必要があります。全国民がよく考えて一票を投票する必要があります。