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　新聞を読んでいると、毎日毎日、様々な出来事が報じられています。戦争があり、災害があり、個人的な確執による殺人事件があり、不注意運転のために交通事故により死者が出たりします。人命が失われることは本当に痛ましいことです。悲しむ人が沢山生まれます。この社会をよりよい社会にしていくためにはどうしたらよいのかと考えますが、名案はありません。人間は神さまではないので、この世のあらゆる事柄に関与することはできません。結局、人は自分に与えられた部門・分野で社会のために良き働きをすることに尽きるのかもしれません。そのような人々の働きの総合が、社会をつくりだすわけです。そこに社会の成熟度を見ることもできます。完璧な社会は存在しません。日本の社会の成熟度はどうなのでしょうか。

　八月は、戦争経験を語る新聞記事を読みました。戦争を二度と起こしてはならないとの声も聞きました。そしてこの国では、集団的自衛権の行使の容認が閣議決定されました。安倍首相も戦争をしたいとは考えていないでしょうし、日本が戦争をしないことを願っているはずです。でも平和を求める思いがこの国では、一つになれないのが残念です。