ふっと何のために生きているのかな、と思います。これは私の「心」の思いです。
すると「頭」が答えを出します。信仰によって人生を最後まで生きる、それが信仰者の使命。老いを信仰によって生きる、これは大きな使命だ、と「頭」が語ります。
老いの時期は、心身共に衰えます。その衰えと向き合う必要があります。死につながる病気に襲われるかもしれません。伴侶の介護、伴侶の喪失など若い時以上の大きな試練が待ち受けています。
だから神を愛し、自分を愛し、隣人を愛して生きる、それがますます大きな課題となる、と「頭」は言うのです。「頭」の言うことを聞いていると、生きることに疲れを覚え、何のために生きるのか、と「心」から漏れてくる言葉があるのです。これは老人の本音であり弱さかもしれません。私には願いがあります。それは私の「心」の願いです。
ペトロ一 1:8～9
あなたがたは、キリストを見たことがないのに愛し、今見なくても信じており、言葉では言い尽くせないすばらしい喜びに満ちあふれています。それは、あなたがたが信仰の実りとして魂の救いを受けているからです。
信仰の実りとしての魂の救いとは何なのでしょうか。それを得ると言葉では言い尽くせないすばらしい喜びに満ちあふれるとあります。この喜びに満たされたい、と私の「心」は願っています。
